どうも~こんにちは!
KIKURINです!
今日は珍しくAmazonについての記事です。
最近は真贋の疑いがきたり、アカウントが閉鎖したりしたという情報をちらほら見かけます。
閉鎖経験者として、どんなことに重きを置いて考えていくべきかを書いていきたいと思います。
目次
アマゾンのアカウントが閉鎖する理由
まず、アマゾンのアカウントが閉鎖理由を考えてみましょう。
結論から先に書きますと、閉鎖する理由は
Amazonの規約を破る行為をした場合
です。
しかし、Amazonの規約は非常にたくさんあり、頭に入っていないことも少なくありません。
少しでも規約を破ったからといって、即閉鎖するわけでもありません。
いくつかの規約を破り、更に改善の余地がないだろうと判断されたときに閉鎖となります。
では一体どのような規約違反により閉鎖に至るのでしょうか?
罪が重い順に並べてみます。
①複数のアカウントを持ち、さらにそれが発覚した場合
②偽物を販売したり、正規品ページに並行輸入品を販売
③アカウントの健全性が著しく下がった
④他アカウントとの紐づけ
複数のアカウントを持ち、さらにそれが発覚した場合
このケースは非常に罪が重く、どんなに言い訳をしても、即すべてのアカウントが閉鎖します。
ただ、中には複数アカウントは何個も持ち運用している猛者もいます。
非常に危険ではありますが、完璧にやることもできます。
ブログではさすがに書けません・・・w
偽物を販売したり、正規品ページに並行輸入品を販売
1発で閉鎖することはありませんが、度重なると閉鎖する恐れがあります。
こちらはいわゆる「真贋の疑い」がかかります。
真贋の疑いがかかったり、正規品ページに並行輸入品を販売すると、例の赤旗が立ちます。
赤旗の内容は、「偽物の疑いがかかっているから、それを証明できる資料を提出してね」という内容です。
こちらは仕入れ元の情報を偽りなく提出する必要があります。
詳しい内容もブログでは書けません。
この辺に関しては、僕は何度も経験していますし、何人もの方を助けた経験があります。
うまくやればまったく怖くないことです。
アカウントの健全性が著しく下がった
ユーザーからの質問に対する返答が遅れた場合や、悪い評価が増える、配送遅延を繰り返していると、停止処分を食らいます。
最初は停止で済むのですが、その際に改善報告書を求められます。
改善報告書の内容は下記の通りです。
Ⅰ.今回発生させた規約違反の内容:
Ⅱ.今回発生させた規約違反の原因:
Ⅲ.同じ違反を起こさないための具体的な改善策:
Ⅳ.改善策を実施した場合の効果:
Ⅴ.改善策の実施期日:○年○月○日までに実施:
Ⅵ.改善策の効果が見込まれる時期:○年○月
Ⅶ.改善策実施責任者氏名:
これらをまとめ、期日内に提出しなければいけません。
基本的に1度で通ることはありません。
これらをアカウントスペシャリストが納得する内容に仕上げるのは、容易ではありません。
他アカウントとの紐づけ
自分とは全く無関係なアカウントとの紐づけをさせることがあります。
例えば、無料WiFiなどでログインした場合、同じWiFiで接続しているアカウントとの関連性を理由に閉鎖に至るなどです。
再開はできますが、その間は商品が売れません。
基本的には無料WiFiの使用は避けましょう。
アカウントが閉鎖するとどうなる?
アマゾンのアカウントが閉鎖した場合に起きることはこんな感じです。
「このアカウントでの販売権限を取り消したよ。
FBAに納品している商品は1カ月以内に自費で返送か破棄してね。
対応してくれない場合は全部すてるよ。
FBAにあるうちはもちろん、保管料はかかるよ。
売上金は一応3か月間保留するね~」
つらいですねw
アカウント閉鎖で一番怖いのは、売上金3か月間保留です。
かつかつでビジネスをしている人にとっては、相当な打撃になります。売上金が3万円だろうと、300万円だろうと容赦なくとまります。
そして、商品の返送まで約1週間~2週間を要します。
どういうことかというと、1~2週間は商品を販売することができないのです。
閉鎖しないためには
閉鎖要因で一番多いのは、「真贋の疑い」がたくさんくることです。
信頼のおけるショップや、メーカーから購入している場合は問題ないのですが、eBayやアマゾン以外のセラーからの購入の場合、その資料が通ることは基本的にはありません。
真贋の疑いがきた商品に関して赤旗が立ったけど、正規ショップからの仕入れではない場合、Amazonに返信する前に僕に連絡をしてください。
間違えた返信をしてしまうと、取り返しがつかなくなる場合があります。
どのくらい重なると閉鎖になるの?
真贋の疑いがどの程度来ると閉鎖になるのか。
一概には言えませんが、解決していない案件が3つ~4つ溜まると、アカウントが停止します。
また、真贋の疑いにより特定商品が出品停止になった場合、これは解決したことにはならずに、半年後でも停止理由の一つとして取り上げられます。
一つ一つ確実に解決す津必要があります。
アカウントが閉鎖後、商品の販売はできません。
案件を全て解決させます。
案件が解決すれば、通常通り再開しますが、解決できない場合は即閉鎖に至ります。
真贋の疑いはなぜかけられるのか?
真贋の疑いですが、偽物を販売すれば当然疑いがかかりますが、それ以外にも色々と要因が考えられます。
①同業者の嫌がらせ
②コンディションエラー
③カタログエラー
同業者の嫌がらせ
最近特に増えているのは、同業者の嫌がらせです。
同業なので、「真贋の疑い」がものすごく罪が重く、疑いを晴らすのが難しいという点から、嫌がらせが横行しています。
コンディションエラー
中古レベルの商品を間違えて出品してしまい、それを偽物と判断されることもあります。
カタログエラー
似ている商品を出品することで、偽物と判断されます。
ここまで読んでいただけるとわかると思うのですが、「真贋の疑い」は誰もが経験することなのです。
Amazonで販売していくうえで絶対に避けられない事なのです。
災害と思っていただいてもいいくらいに、誰にでも起こり得ることです。
Amazon側としても、嫌がらせに対する対策を練ることができていないのも事実です。
終わりに・・・
ここからが本題ですが、今日は長くなってしまったので、このくらいで終わります。
近々リスクヘッジについて記事を更新しますので、もう少々お待ちください。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ポチっと応援いただけるとすごくうれしいです。
PS.
3月30日にKIKURIN会を開催します。
4月は税理士さんを招いたKIKURIN会(税金の勉強会)を開催します。
ご興味のある方はご一報ください。